二輪レースでは、昨年も開催され大盛り上がりとなったホンダ スーパーカブによる特別レースが開催された。スーパーカブを駆ってロードコースの西コース5周を争ったのは、ロードレースライダーからダニ・ペドロサ、中上貴晶、そしてフレディ・フォレイやジョシュ・フック、高橋巧、高橋裕紀、清成龍一、水野涼。そしてオフロードライダーからはトニー・ボウ、藤波貴久、ティム・ガイザー、成田亮、小川友幸。ここにARTAメカニックのつづきのぶひこ氏が加わった全14名のライダーだ。

 長いホームストレートではスピードダウンのためのシケインが設けられていたが、全ライダーがシケインを“突破”して直進してしまい、シケインが意味をなさない状態に。

 さらに全日本モトクロス選手権に参戦する成田は“あえて”ダート部分を走るなど、ハプニングありのレースとなった。

スーパーカブによるレースは国内外のロード、オフのライダーがそろい踏み
スーパーカブによるレースは国内外のロード、オフのライダーがそろい踏み
スーパーカブをバンクさせてコーナリングするダニ・ペドロサ
スーパーカブをバンクさせてコーナリングするダニ・ペドロサ
ストレートではしっかりと伏せて加速。レース後、「ダニはとても速かった!」とEWCライダーのフォレイ
ストレートではしっかりと伏せて加速。レース後、「ダニはとても速かった!」とEWCライダーのフォレイ

 昼過ぎには2018年で最後となるスーパーフォーミュラマシン、SF14によるエキシビションレース『SUPER FORMULA FINAL BATTLE(スーパーフォーミュラ ファイナルバトル)』が開催。今季チャンピオンを獲得した山本を筆頭に、野尻、松下、福住、塚越、カーティケヤン、伊沢といった7名のドライバーがSF14による最後のレースを見せた。

 SF14によるファイナルバトルのあと、来季のスーパーフォーミュラマシン、SF19のデモランが実施された。ファイナルバトルでトップチェッカーを受けピットロードに戻ってきた2018年王者の山本が、SF14を降りると横に控えるSF19に乗り込む。そのままコースインし、次世代のスーパーフォーミュラマシンを走らせた。

SF14によるファイナルバトル
SF14によるファイナルバトル
ダブルタイトルホルダー、山本がレースをリード
ダブルタイトルホルダー、山本がレースをリード
レース後、山本はSF14からSF19に乗り替えてデモランを行った
レース後、山本はSF14からSF19に乗り替えてデモランを行った

 四輪ドライバー、二輪ライダーが混走する『Honda Racing 2&4 パフォーマンス』では、国内外のトップドライバー、ライダーがロードコースとスーパースピードウェイを走行。F1ドライバーのガスリーが全日本ライダーの水野涼の背後につけてF1マシンとJSB1000マシンが“ランデブー”走行を行う一幕も。ホンダサンクスデーならではの夢の競演となった。

F1、スーパーGT、スーパーフォーミュラ、MotoGP、EWC、MotoGPマシンが同時にロードコースを周回
F1、スーパーGT、スーパーフォーミュラ、MotoGP、EWC、MotoGPマシンが同時にロードコースを周回
ロードコースからオーバルコースに出てトロロッソ・ホンダSTR13を走らせるガスリー
ロードコースからオーバルコースに出てトロロッソ・ホンダSTR13を走らせるガスリー
ホンダNSX GT3を走らせたのは中嶋大祐
ホンダNSX GT3を走らせたのは中嶋大祐
走行後に言葉を交わすガスリーとペドロサ。ドライバー、ライダーの交流が見られるのもホンダサンクスデーの魅力のひとつだ
走行後に言葉を交わすガスリーとペドロサ。ドライバー、ライダーの交流が見られるのもホンダサンクスデーの魅力のひとつだ

■ガスリー、ペドロサ登場のトークショーも開催

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