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国内レース他 ニュース

投稿日: 2019.03.26 11:27
更新日: 2019.03.26 12:12

ブリヂストン TGR 86/BRZ Race第1戦鈴鹿 レースレポート

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国内レース他 | ブリヂストン TGR 86/BRZ Race第1戦鈴鹿 レースレポート

TGR 86/BRZ Race 2019 Rd.1 CLUBMAN Series OPEN

混戦を制してカローラ名古屋の湯川祐太朗がレース初優勝を飾る

開催場所:鈴鹿サーキット
開催日:2019年03月23日(土)~2019年03月24日(日)

 7年目のシーズンを迎えたGR 86/BRZ Race。今シーズンからクラブマンシリーズがエキスパートとオープンの2つのクラスに分割された。オープンクラスはビギナーを中心とした入門用クラスいうことになり2015~2018年にクラブマンシリーズで年間ランキングトップ10入賞ドライバーは参加できない、純粋なクラブマンレーサーのみを対象にしたエントリークラスである。エントリー台数は38台と大盛況であった。

●予選

 気温2度、路面温度8度というコンディションのなか、最初にアタックに入ったなかでトップタイムをマークしたのは#559岡田整(YH)。2分32秒573というタイムは、クラブマンシリーズのコースレコードを更新するタイム。2位には#20石塚弘晃(YH)、3位は#708久保直也(DL)が入った。ブリヂストン装着車勢は、4位に#759湯川祐太朗、6位に#758安藤正明など、トップ10に5台が入った。

湯川祐太朗(C名古屋 GRガレージ 86)
湯川祐太朗(C名古屋 GRガレージ 86)

●決勝レース

スタート前のレギュレーション違反によって3位の久保が失格。まさに波瀾の幕開けとなった。ポールポジションの岡田はクリーンなスタートを決めてトップを守ったが、しかし2周目、130Rで石塚にオーバーテイクを許してしまう。だがその直後、3周目にプロペラシャフトが破損して石塚がストップ、そのままリタイアとなる。

トップに返り咲いた岡田に、今度は湯川が迫り、4周目のデグナー進入でトップに立った。86/BRZレースでレースデビューし、参戦6戦目という若手ながら、湯川はトップを安定したペースで快走。見事、初勝利を獲得した。

2位争いは、岡田、#40志賀俊方(DL)、そして湯川のチームメイト安藤の激しい攻防となった。7周目の130Rで岡田に並びかけた志賀がコースオフ、直後のシケインで安藤が岡田のアウト側に並んだが、シケインをショートカットしてしまい、2番手でチェッカーを受けたものの、30秒加算のペナルティを受けて10位。2位は志賀、3位に岡田という顔ぶれとなった。

初優勝を飾った#759湯川祐太朗選手のコメント

「3番手からのスタートになったのですが、1台がトラブルでストップして、岡田選手とのバトルになりました。岡田選手のシフトミスもあって、うまくオーバーテイクすることができました」

「その後は、リラックスした状態でいい緊張感を持って、比較的ペースも安定した状態でレースができました。タイヤは多少タレはありましたけど、グリップを見極めながら、うまく走らせることができたと思います」


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