レースは20周目に再開。リスタート後の激しい攻防戦が期待されたが、山下はここでも抜群の加速でマーデンボローを置き去りにする。後方ではスタートで順位を落としていた坪井翔(ZENT TOM’S F312)が大津弘樹(HFDP RACING F312)をパス。

 坪井はその後、石川京侍(TODA FIGHTEX)、牧野任祐(TODA FIGHTEX)のふたりもオーバーテイクし、3位表彰台を射止めた。

大津弘樹(HFDP RACING F312)、坪井翔(ZENT TOM'S F314)
大津弘樹(HFDP RACING F312)、坪井翔(ZENT TOM’S F314)

 山下は最後までトップの座を譲ることなく、今シーズン5度目のトップチェッカー。この勝利により、ランキングトップのマーデンボローとのポイント差を2ポイントに縮めた。

 日曜朝に行われる第16戦でも、山下はポールポジションからのスタート。マーデンボローは3番グリッドからのスタートとなるため、チャンピオン争いで逆転劇が起こる可能性も高まってきた。

山下健太(ZENT TOM'S F312)
山下健太(ZENT TOM’S F312)

 F3-Nは第15戦、第16戦の予選でポールポジションを獲得した片山義章(Petit LM Racing)が、ポールポジションポイントを得て、決勝レース前にF3-Nのチャンピオンを確定。決勝レースでも逃げ切りで今季9勝目を飾り、自身の王座獲得を勝利で祝った。

片山義章(Petit LM Racing)
片山義章(Petit LM Racing)
片山義章(Petit LM Racing)
片山義章(Petit LM Racing)

 全日本F3選手権第16戦は25日8時30分よりスタート。シリーズ最終戦の第17戦は13時30分からスタートする。

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