▱決勝レース

 13:45から9周で争われる決勝レース。フォーメーションラップで#20 荻野哲生がドライブするAudi A1がスタートできないトラブルに見舞われる。その後、トラブルはすぐに解消するも、荻野哲生は最後尾からのスタートを強いられた。

 28台のマシンが一斉にスタートをきると、最後尾の#20 荻野哲生はロケットスタートを決め、1コーナーまでに8台をオーバーテイク。その後も他クラスのライバル勢を次々とパスし、前を行く#19 小川巧祐と#101 岩城滉一を追う展開に。

 前方では#101 岩城滉一が#19 小川巧祐に急接近。ここでは岩城の経験が上回り、小川のオーバーテイクに成功。さらに、ベストラップの走りでじわじわと差を詰めてきた#20 荻野哲生も#19小川巧祐に襲いかかりオーバーテイク。

 しかし、ここで#101 岩城滉一がダンロップコーナー進入で他クラスのマシンと接触。マシンへのダメージは大きくなかったものの、失速した岩城の背後に荻野、小川が迫る。最終コーナー立ち上がりで3台のAudi A1がテール・トゥ・ノーズとなり、右へ左へと逃げる岩城の背後に荻野、小川がぴたりと付ける。接近戦が数周にわたり繰り広げられるが、岩城もそう簡単には譲らず、3台のバトルは最終ラップへ。ダンロップコーナーに照準を合わせていた荻野がブレーキングで岩城のインに飛び込み、見事にオーバーテイク。最後尾スタートから怒涛の追い上げを見せた#20 荻野哲生が見事にクラス優勝を果たした。

Audi A1 class 決勝レース
P1 #20 Hitotsuyama A1 荻野哲生 Total Time 20分42秒077 / Best Time 2分15秒591
P2 #101 Hitotsuyama A1 岩城滉一 Total Time 20分43秒542 / Best Time 2分15秒306
P3 #19 Hitotsuyama A1 小川巧祐 Total Time 20分48秒097 / Best Time 2分17秒202

Hitotsuyama GmbHが開発したアウディA1レーサー
Hitotsuyama GmbHが開発したアウディA1レーサー

JAF公式戦の富士チャンピオンレースシリーズに新設された「Audi A1 class」はHitotsuyama GmbHが開発したAudi A1 Racerによるワンメイククラスです。

 2017年にはさらに参加台数を増やし、本格的なクラスとして始動します。「ARRIVE&DRIVE」パッケージを設定し、参加ドライバーは“ ヘルメット一つで”サーキット入りするだけで気軽にレースに参加することができます。事前事後メンテや各種サービスの手配、書類の提出等、煩わしい手続きは全てパッケージに含まれており、ビジネスで忙しい方でも簡単に参加していただくことができます。

お問い合わせは
contact@hitotsuyamagmbh.jp
もしくは rh@hitotsuyamaracing.net まで。

Hitotsuyama GmbHが開発したアウディA1レーサー
Hitotsuyama GmbHが開発したアウディA1レーサー

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