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国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.12.05 18:03
更新日: 2016.12.06 10:22

ロータスカップ・ジャパン2016 第6戦富士 レースレポート

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国内レース他 | ロータスカップ・ジャパン2016 第6戦富士 レースレポート

■決勝

 第6戦決勝レースは、富士スピードウェイ10周で争われる。予選に続き、決勝も青空が広がる快晴となり、ホームストレートの奥には富士山が姿を見せている。13時20分、フォーメーションラップを経て、12台が一斉に決勝レースをスタートした。

 #2加藤寛規選手が危なげなくホールショットを決め、予選2番手の#8長谷川憲幸選手がその背後にピタリとつける。その後方では、好スタートを切った#5滑川真央選手が#15荒田良浩選手をかわして、3位にポジションを上げた。#5滑川選手を追う#15荒田選手に予選5番手の#35大澤選手を加えて、熾烈な3位争いが繰り広げられることになった。

 4周目、ストレートで3台が並び1コーナーへとなだれ込む。ブレーキング勝負を制した#15荒田選手が#5滑川選手をパスして3位に浮上。

 #35大澤選手の先行を許した#5滑川選手は5位にドロップ、さらに6周目にペースを上げた#47飯田敏雄選手にも抜かれ、6位まで順位を落としてしまう。

 #2加藤選手の背後からトップを狙う#8長谷川選手だったが、「ここで抜いてもすぐに抜き返されてしまう」と、じっくりチャンスを待つ。

 しかし、タイヤが垂れた後半、#2加藤選手の巧みなライン取りの前に勝機を見出せず、2位でフィニッシュ。トップでレースを終えた#加藤選手が賞典外となるため、シーズン4勝目を獲得した#8長谷川選手だったが、「どうしても加藤さんには敵わなかった……」と、笑顔の中に悔しさをのぞかせた。

左から#36荒田良浩選手、#8長谷川憲幸選手、#35大澤明仁選手
左から#36荒田良浩選手、#8長谷川憲幸選手、#35大澤明仁選手

 終盤ペースを上げた#15荒田選手が#35大澤選手を突き放し、嬉しい今シーズン初表彰台となる2位。#35大澤選手も第3戦ツインリンクもてぎ以来となる、3位表彰台を獲得した。

 4位はクラス1初レースで上位入賞となった#47飯田選手。以下、5位に#5滑川選手、6位に第4戦以来の参戦を果たした#12Jerome Bruhat選手が入っている。

 クラス2は唯一の参戦となった#82川端聖史選手が自身のペースを守って完走。クラス3は#16秋葉有一選手が#4大屋彰利選手を突き放して4勝目。クラス3のタイトルを決めている。


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