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国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.07.12 12:53
更新日: 2021.07.12 12:56

2021オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ 第3戦/第4戦レポート

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国内レース他 | 2021オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ 第3戦/第4戦レポート

2021 オートバックス 全日本カート選手権 OKシリーズ 第3戦/第4戦

開催場所:オートパラダイス御殿場
開催日:2021年7月10~11日

天候:晴れ
路面状況:ドライ
参加台数:34台

 2021年オートバックス全日本カート選手権OK部門第3戦/第4戦は、7月10~11日の2日間、静岡県・オートパラダイス御殿場で開催された。

 開幕戦から約2カ月のインターバルをおいたOK部門。この間に各チームはテストを繰り返し、今大会に備えてきた。

 レースウイークはやや不安定な天候となったものの、土曜日の公式スケジュールが始まるころには雨も上がり、ドライコンディションでの走行となった。

■第3戦レポート:激戦を制し荒尾創大が今季初優勝!

 土曜日のタイムトライアル。トップタイムをマークしたのは佐野雄城(BirelART/IAME/BS)。2番手に昨年のAPG大会を完勝した三村壮太郎(Crocpromotion/TM/YH)、3番手に荒尾創大(TONYKART/VORTEX/BS)、4番手に朝日ターボ(PRAGA/TM/DL)とタイヤ各社が上位を分け合っていく。

 予選ヒートでは佐野が好スタートを見せたものの、オープニングラップに朝日が逆転。その後は朝日が先頭でレースを引っ張っていく。しかし、じりじりと追いついた高橋悠之(BirelART/IAME/BS)が3周目に逆転すると、今度は高橋がリードを奪い独走へと持ち込んでいく。

 2番手の朝日には荒尾、佐々木大樹(TONYKART/VORTEX/BS)、佐野らが襲い掛かり、中盤には荒尾が2番手、佐々木が3番手に浮上。佐々木はさらに荒尾も交わし2番手に浮上する。

 その後上位陣に大きな動きはなく、高橋が先頭でチェッカー。佐々木、荒尾が続いた。
 
 28周の長丁場となる決勝ヒート。まずは朝日がトップを奪い周回を重ねていく。しかし、3周目には高橋がトップに浮上。荒尾、平安山良馬(KR/TM/BS)、佐々木らが続いていく。高橋は快調にトップを走っていたものの、中盤を迎えるころにはタイヤが厳しくなったのかペースが落ち始め、16周目に荒尾がトップを奪う。その荒尾に平安山、佐々木も続き、中盤以降はこの3台のトップ争いとなる。

 18周目、平安山がトップを奪うがぴったりと荒尾がマーク。荒尾は23周目にトップに返り咲くと、以降はポジションを譲ることなくチェッカー迎え、今季初優勝を飾った。

第3戦を制した荒尾創大
第3戦を制した荒尾創大

■荒尾創大/優勝ドライバーのコメント

「高橋選手はタイヤが厳しそうでしたので、後ろを走りながらタイヤマネージメントだけを気をつけていました」

「平安山選手に先行されたときも、自分のほうがペースがよかったので、逆転してからは引き離すことができました。自分のペースでレースを組み立てられたと思います」

■次のページへ:第4戦レポート:清水啓伸がOK初優勝!


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