レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.05.24 12:00
更新日: 2021.07.12 12:38

2021オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ 第1戦/第2戦レポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


国内レース他 | 2021オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ 第1戦/第2戦レポート

2021 オートバックス 全日本カート選手権
OKシリーズ 第1戦/第2戦

開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース
開催日:2021年5月22〜23日
コース:鈴鹿サーキット国際南コース
天候:晴れ
路面状況:ドライ
参加台数:36台

 2020年オートバックス全日本カート選手権OK部門第1戦/第2戦は、5月22〜23日の2日間、三重県・鈴鹿サーキット国際南コースで開催された。

 いよいよ開幕となる2021年シーズン。この開幕戦には、36台のエントリーが集まり、全日本の最高峰クラスとしては23年ぶりに予選落ちが発生することとなった。今季は昨年のチャンピオンの渡会太一(DragoCorse/TM/YH)がヨコハマタイヤ陣営に移籍するなど、大型移籍もあり、新しい勢力図が注目されることとなった。

第1戦レポート
佐々木大樹が完勝で開幕!

 土曜日のタイムトライアル。2グループに分かれるなか、総合トップタイムをマークしたのは大宮賢人(KR/TM/BS)。2番手には奥住慈英(KR/TM/BS)が続き、それぞれ大宮が予選1グループのPP、奥住は予選2グループのPPを獲得する。

 上位14位までが決勝進出、15位以下はセカンドチャンスへと回ることとなる予選ヒート。まず1グループでは、PPスタートの大宮がトップグループでレースを進めるものの、終盤にマシントラブルで後退。かわってトップに立った鈴木斗輝哉(DragoCorse/TM/BS)がトップチェッカーを受けるも、カウルペナルティで降格となりルーキーの洞地遼大(DragoCorse/TM/BS)が最上位となる。

2021 オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ第1戦スタート
2021 オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ第1戦スタート

 カウルペナルティで降格となりルーキーの洞地遼大(DragoCorse/TM/BS)が最上位となる。 2グループでは、序盤にトップに浮上した佐々木大樹(TONYKART/VORTEX/BS)がトップチェッカー。総合結果では、QPでタイムの良かった洞地が上位となり、OK開幕戦にしてルーキーが決勝のPPを獲得した。

 24周で戦われる決勝レース。決勝日は朝から初夏らしい晴天となり、午前中から気温が上昇しているなかでのレースとなった。

 スタートは洞地がホールショットを奪ったものの、オープニングラップで佐々木がトップを奪うと、若干のリードを保ったままレースをコントロールしていく。等間隔で洞地、奥住が続くものの、佐々木に仕掛けるほどまでは接近できない。

 佐々木は、その間隔を保ったまま周回を重ねていくと、そのまま最後までポジションを守り切り優勝。チャンピオン奪還に向けて最高の開幕となった。

2021 オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ第1戦 佐々木大樹
2021 オートバックス全日本カート選手権 OKシリーズ第1戦 佐々木大樹

佐々木大樹/優勝ドライバーのコメント

「優勝できて嬉しいです。昨年は勝つことができなかったので、開幕戦で勝てて嬉しいです。トップに立ってからは自分の走りに集中して、ちょっとの差をキープし続けることができました」

第1戦リザルト(PDF)

■次のページへ:第2戦レポート


関連のニュース