D1グランプリ(D1GP)東南アジアシリーズのなかで、もっとも白熱しているのがタイだ。11月30日〜12月1日には、シーズン最終戦となる第5戦と第6戦がチャン・インターナショナル・サーキット内の特設コースで開催された。
大会には6カ国38名のドライバーがエントリーし、日本からも5名が参戦。第5戦の決勝でMINGMING(ミンミン)が2006年D1GPチャンプ経験者の熊久保信重を破り、タイのレベルの高さを見せつけたと思えば、第6戦の決勝ではKANTAがシリーズランキング2位のDrevilを破って優勝するというチームオレンジの底力を見せつけ、東南アジアの覇権争いはかならずしも『日本優位』ではなく、今後も白熱することを予想させた。