ドライバーたちにとっては、地獄のような環境でのレースとなった今年のカタールGP。それはパワーユニットに関しても同様だった。

 カタール入りした直後から、高い気温の中で週末を過ごしていたホンダ・レーシング(HRC)の折原伸太郎(トラックサイドゼネラルマネージャー)は、こう語る。

「日曜日は、レースが終わった後もずっと暑かったです。体感的にはシンガポールGPよりも暑かったと思います。実際、パワーユニットの温度もシンガポールGPよりもきつかったです」

 今年のカタールGPでパワーユニットの温度管理が厳しかったので、2年前よりも1カ月以上も早く開催されて、そもそも気温が高い季節に開催されたことだけが原因ではないと折原GMは分析する。

「空力の感度がシンガポールよりカタールのほうが高いので、車体側としてはあまりボディワークを開けたくないという環境も影響していたと思います」

 パワーユニットにとって厳しかったのは、温度だけではない。縁石を通過した際の振動によるタイヤのダメージを考慮して、日曜日の決勝レースは1セットのタイヤでの最大周回数が制限されて、3ストップを余儀なくされた。そのため、ドライバーたちはタイヤを労わる必要がいつものグランプリよりも少なくなったので、全開率が高くなった。

ここから先は autosport web Premium
会員限定コンテンツとなります

または

本日のレースクイーン

原あゆみはらあゆみ
2026年 / スーパーフォーミュラ
リアライズガールズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年7月号 No.1621

    [特集]WRC 2027
    Gr.A時代の熱狂、ふたたび

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで