F1開幕戦バーレーンGPのレースを終えて、ミックスゾーンへやってきた角田裕毅(RB)は、苛立っているように見えた(IMG_3512.JPG)。開幕戦にも関わらず、レース終盤に無線でチームオーダーを出されたからなのだろうか? そのことを尋ねると、角田はこう言った。

「どうでもいいです」

 レース終盤、角田はケビン・マグヌッセン(ハース)を追っていたが、なかなか抜けない。するとRBはピットから無線で角田に「ポジションを入れ替えるように」と指示を出した。マグヌッセンと角田は同じC1タイヤ。角田の後ろにいたチームメイトのダニエル・リカルドはふたりよりも柔らかいC3タイヤ。同じタイヤで抜けない角田を見たチームは、違うタイヤを履くリカルドでの逆転を賭けたのである。

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