F1 ニュース

投稿日: 2024.08.09 20:20
更新日: 2024.08.09 20:25

パドック裏話:スクーターのながら運転はケガの元


F1 | パドック裏話:スクーターのながら運転はケガの元

 F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第14戦ベルギーGP編です。
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 グランプリレースのチケットやパスには、例外なく「モータースポーツには危険が伴います」という文言がある。サーキットに来ている人々に対し、そこがどんな場所であるかをあらためて警告するためだ。

 多くの場合、このメッセージは「参加者だけでなくトラックサイドの観戦者も含めて、クラッシュの影響でケガを負うリスクがある」という意味のことを述べている。飛び散ったデブリが観客席まで到達する可能性があり、それを完全に封じるのは難しいからだ。だが、サーキットで誰かがケガをするのは、クラッシュが発生したときだけとは限らない。

 レースウィークの木曜には、ドライバーとチームメンバーがコースを歩いたり、あるいは自転車で回ったりするのが恒例になっている。これは彼らの軽い運動も兼ねているようだが、主な目的は路面の改修や変更を自分の目で確かめることにある。スパ・フランコルシャンでは、2023年のレース以降に大規模な再舗装が行われており、事前にそうしてコースを回っておくことが例年にもまして重要だった。

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