ホンダの挑戦について、コーウェルはこう語っている。「彼らはやや準備不足のまま参戦し、公衆の面前で何が足りないかを学ばされる形になったが、彼らの確固たる意志は少しも揺らいでいない。そして、意志が揺らいでいないことに関しては、マクラーレンも同様だ。マクラーレンのデータ主義のアプローチがいかに有効であるかは、我々もよく知っている。彼らはそれをフルに活用して、かなり大きな進歩を実現してみせるだろう」

 V8時代の終盤、レッドブルのエンジンサプライヤーとして選手権4連覇に貢献したルノーも、新しいV6ターボでは数多くのトラブルを抱え、メルセデスに遅れを取ってきた。彼らは今季から再びワークスチームとしてF1に参戦する道を選んだが、人材とリソースを充実させるには時間がかかることを理由に、少なくとも向こう2年間は大きな成功を期待しないと明言している。

 だが、コーウェルはルノーにも警戒が必要と考えているようだ。「ルノーの決意が固いことも間違いない。彼らはこれまでよりずっと深くF1に関与する姿勢を示している。パワーユニットのサプライヤーという立場にとどまるのをやめ、ワークスチームを再編成してきたことが、その何よりの証拠だ。今年は良い意味で話題にはこと欠かないシーズンになるだろう」

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