ハースとザウバー以外の各車が走行。全車がスーパーソフトで走行する中、メルセデスAMG勢だけはスーパーソフトでの1ランの後にソフトタイヤで連続周回を重ねる。12時17分にはセバスチャン・ベッテルがターン16の出口でリヤが流れてスピン。しかしマシンにダメージはなくそのままピットインして走行を継続した。
セッションが残り5分となったところでバンドーンが「ノーパワー!」と訴えてピットイン。詳細は明らかになっていないが、ピットガレージまで、まずまずのペースを保ったまま自走で戻ったところを見ると、バーレーンGPで発生したMGU-Hのような深刻なトラブルではないようだ。
セッションが終了し、トップタイムはライコネンで1分36秒074。すでに昨年のFP1のタイム1分38秒127を2秒以上も上回ってきた。メルセデスAMG勢が2位・3位で続き、マックス・フェルスタッペンが4位、途中スピンを喫したベッテルはマシンの異常を訴え、トップから1.156秒落ちの5位となった。
6位リカルドの後ろには、0.1秒差でセルジオ・ペレスが入り、ウイリアムズ勢に0.5秒差を付けた。マクラーレン・ホンダ勢はアロンソが2.739秒差の13位、バンドーンが3.467秒差の17位となっている。