「これはホンダにとっても同じことで、信頼性の問題はファクトリーに戻ってからの開発にも悪影響を与える。私たちにとっても、これは痛手となっている。この部分をコントロールしなければならないのだ」
シーズン序盤でのアップデート投入を見送ることになったルノーだが、年間を通してトップとの差を縮めるだけのポテンシャルはあるとアビテブールは楽観視しており、次のように語った。
「メルセデスやフェラーリとの間にいまも存在する差を、大きく縮めるという目標は変わらない。彼らと同等であるとは言わないが、そうなる予定ならある」
レッドブルは、いまの時点でルノーからアップデートを得ることは前進するための鍵になると考えているが、チームにできることは少ないと認めている。エンジンアップデートの遅れについて聞かれたマックス・フェルスタッペンは、6月後半に行われるアゼルバイジャンGPで投入されるとの考えを示した。
「こういうこともあるけれど、僕が変えることはできない。僕らは良いマシンを用意しておくことが必要だ。そしてバクーまで待つんだ」