2026年より、スペインのマドリードでF1スペインGPを開催することになっている。しかし、現在スペインGPを開催しているバルセロナ-カタロニア・サーキットも、グランプリの開催を続けることを望んでいる。そのため、F1の年間開催数を『24』に保つには、エミリア・ロマーニャGPを開催するアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ、通称イモラ・サーキットが一時的にカレンダーから外れる可能性があるという。
サーキット建設工事に関するマドリードの発表は、来年末にグランプリ開催契約が切れるヨーロッパのサーキットであるイモラとバルセロナにとってよいニュースではなかった。F1メキシコシティGPの延長が発表されると、F1は2026年に向けて実際に25個の契約を結ぶことになる。これは、すでにチーム側が物流や人的リソースの問題を理由にカレンダーの拡張を拒否しているなかで、彼らが受け入れると表明したレース数よりも1レース多い。