バルセロナでは、5月30日(金)〜6月1日(日)に最後のF1スペインGPが開催される。舞台となるバルセロナ-カタロニア・サーキットは、来年のF1世界選手権の1ラウンドを開催する契約を結んでいるが、その際に『スペインGP』の名称使用権を得るのはマドリード郊外の新しいサーキット、マドリングになる。
来年バルセロナで開催されるレースは、カタルーニャGPの名称で開催されると広く考えられているが、地元のプロモーターはまだ新しい名称を認めていない。今年のレースの公式発表では、カタルーニャ州のビジネス担当大臣であるミケル・サンペルが、「数日、あるいは数カ月以内に名称がわかるだろう。これ以上は何も言えない。何も知らないし、わかっていることさえも言えないからだ」と述べるにとどまった。