F1は5月初めまでに2027年シーズンのカレンダーを確定させたい意向だったが、その見通しは崩れ、来季に予定されている全24戦の日程が明らかになる時期は6月末までずれ込む可能性が出てきた。中東で続く戦争は世界経済全体に影響を及ぼしており、当然ながらF1もその余波を免れてはいない。

 約10週間前にアメリカとイスラエルがイランに対して開始した戦争の最も明白な影響は、バーレーンGPとサウジアラビアGPの開催中止を余儀なくされたことだった。イランは両国を攻撃対象とし、両国に駐留していた米軍の空軍基地および海軍基地は深刻な被害を受けた。その直接的な結果として、バーレーンの領空は1カ月以上にわたって閉鎖され、敵対行為の終結も見通せないなかで、この2戦は消滅。F1が受け取るはずだった高額の開催料も失われることになった。

■今季終盤の中東2戦への懸念

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