では37歳(アラフォー)のキミは遅くなったのか。そうとは思えない。初戦からここまで予選Q1とQ2ではベッテルを6回上回っている。だが-0.577秒、-0.187秒、-0.320秒、-0.239秒、最後のアタックで及ばず逆転された。「PPを狙えるスピードはあるのに自分がミスを」と率直に語るライコネン。
 
 彼のレース・キャラクターを表すのは歴代2位の最速ラップ45回記録。今季はすでに2回樹立、昨年は1回きりでSF70Hに好感触を持っていることがよく分かる。

同僚ベッテルに対して今季負け越しているライコネン
同僚ベッテルに対して今季負け越しているライコネン

ライコネンの【アップポイント】

■Q3ラストアタックの精度を上げたい。とくに低中速エリア(ターンイン)と、最終セクター。

■スタートダッシュでベッテルとわずかな違いがある。ピアニストのように繊細なクラッチパドル操作を。

■接近戦タービュランスのなか、乱れがちなフロント挙動を制御したい。クリーンエアなら最速ラップを引き出せるのだから。

F1王者を相手に善戦、もうひとりの“フライング・フィン”

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