2025年F1第11戦オーストリアGP。フォーメーションラップが始まってもカルロス・サインツ(ウイリアムズ)は動き出すことができず、ようやく走り出したものの、ピットレーンに戻るとリヤブレーキから出火してしまった。そしてスタート直後には、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が接触の末にレースを終えるなど、レースはスタート前から波乱の展開だった。オーストリアGP前半を無線とともに振り返る。
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「絶対に追いつこう!」意気込むサインツを襲った後輪の出火。早々に姿を消したウイリアムズ【F1第11戦無線レビュー(1)】
Text : Kunio Shibata
