フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOでもあるマルキオンネは、F1にも、ようやくインターネットの時代がきたと考えている。

「この競技には、たくさんのエネルギーが必要だ。それは、どれだけの人数が献身的であるかと、金銭的な貢献の両方を意味する。視聴者が簡単にアクセスできない現状は恥ずべきものだ。実際のレースに誰もがアクセスできるように、ファンとの関わり方を変えるべきだ」

「正直に言えばF1のインターネット上の活動は、最先端とは言いがたい。やるべきことがあると、みんなが気づいており、やろうとしている。我々、メルセデス、ホンダやルノーといったエンジンメーカーは、F1が長期にわたって継続することを前提に活動している」

 統治能力の欠如と不評に終わった予選フォーマットの変更が、最近のF1は悪化するばかりだというマルキオンネの考えに火をつけた。マルキオンネはF1のイメージがどれほど悪くなったかを調査し、二度と混乱が起こらないような取り組みをするべきだと言う。

「実際のF1は外から見るよりも一致団結している。この競技について、あれこれ言う者がいる場合には注意しなければならない。全チーム、ドライバーは今季の予選方法が無益なものだという考えで一致していたにも関わらず、開幕2戦で予選方式が論争を引き起こした。こんなトライ&エラーは不必要だ。もっと平和的かつ、水面下で解決することができたはずだ。すべての出来事には教訓があり、我々は学習しなければならない」

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円