F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第21戦サンパウロGP編です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 サンパウロGPでは、何人かの若手人気ドライバーがグリッドについた。なかでも、ブラジル人のガブリエル・ボルトレートにとってはキャリア初のホームグランプリであり、隣国アルゼンチン出身のフランコ・コラピントも、インテルラゴスの観客から大きな声援を受けた。

 だが、この週末に他の誰よりも手厚く歓待されたのは、この二人のどちらと比べても4倍以上の年齢を重ねたある人物だった。

 バーニー・エクレストンがF1での公式な役職を離れてから、もう8年以上が経つ。2017年初めにリバティ・メディアがこのスポーツの買収を完了した時点で、かつてF1の首領と呼ばれたエクレストンは、その地位を追われた。

 とはいえ、それまで何十年にもわたって、このビジネスの総責任者を務めてきた人物だ。時折でも元気な姿を見せ続けている限り、その影響力が完全に失われることはない。

ここから先は autosport web Premium
会員限定コンテンツとなります

または

本日のレースクイーン

新谷桐子しんたにとうこ
2025年 / スーパー耐久
apr Victoria
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円