スペイン人の若手のなかでF1グリッドに最も近づいているホセ・マリア・ナバロン・ボヤ。現在アストンマーティン・アカデミーの一員となり、2026年からはFIA F2に参戦する。スペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアがこの若いドライバーについて語る。
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2025年F1シーズンが終了したので、アストンマーティンについて少し話をしたい。なお、エイドリアン・ニューウェイの新たなチーム代表としての役割、そして近い将来クリスチャン・ホーナーがその役割に就くのではないかという噂について取り上げたいのは皆さんのご想像のとおりだが、実のところ、私はそれほど注目されないかもしれない、最近の興味深い契約ドライバーに焦点を当てたいと思う。
もちろん私が話しているのは、アストンマーティン・アカデミーの最初のメンバーであるマリ・ボヤことホセ・マリア・ナバロン・ボヤのことだ。現在、彼はF1パドックで最も注目を集めているスペイン人ドライバーのひとりだ。特に2025年にFIA F2に参戦したジョセップ・マリア・マルティがレッドブル・ジュニアチームから脱退してフォーミュラEに移って以降、その注目度は高まっている。これにより、特にボヤのキャリアの進歩の状況を考慮すると、彼はF1グリッド入りに最も近い、若いスペイン人の才能の持ち主という、うらやましい立場に立つことになる。
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