トロロッソは次の2戦に自信

 レッドブルのジュニアチームであるトロロッソは、次の2戦が行われるサーキットについて、より楽観的な見方をしている。2017年仕様のピレリタイヤを適正な作動温度領域で機能させることに成功し、今季はパワーユニットについてもフェラーリの旧型からルノーの最新型に積み替えたからだ。

 トロロッソのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、昨シーズンを振り返りつつ以下のように語った。

「(2016年のカナダGPでは)様々な理由から、想定していたよりも後方のグリッドになってしまった。それでもレースでは予想以上に速く走れた。今年も同じことになるかどうかはわからないが、いつもよりは心配していない」

「タイヤも私たちのマシンに合っており、柔らかめのタイヤにうまく反応している。(2016年の)アゼルバイジャンGPでは、あのサーキットにおけるパワーユニットの重要性を考えると、予想よりも競争力の高い走りができた」

「やってみなけばわからないが、私たちは前戦よりも良い状態にあるはずだ」

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