フェルスタッペンの指摘するレッドブルの弱点とは
レッドブルは、スペインGPにアップデートされたパッケージを持ち込んだ。マックス・フェルスタッペンによると、これによってチームは「大幅に進歩した」という。その翌戦となるモナコGPで、チームはさらに開発を進めてTウイングを装着したが、フェルスタッペンはこの進化には慎重な姿勢を示していた。
シャシーの性能について、フェルスタッペンは、以下のように語った。
「良いと思うよ。僕らはまだ最速ではないけれど、ものすごく引き離されてもいない。モナコは、ダウンフォースだけでなく、メカニカルグリップも要求されるサーキットだ。そのための作業が必要だと思う」
レッドブルは、メカニカル面のどの部分で苦労しているのかと問われたフェルスタッペンは「答えるのは難しい」と述べ、さらにこう続けた。
「フェラーリを見ていると、彼らはとても速いターンができているようだ。方向転換が速いように見える」
「僕たちもその点は改善できるが、モナコでのもうひとつの問題はフロントタイヤの温度を上げることだった。これがあまり良くなかったんだ」
