東アフリカにあるルワンダ共和国が2030年代初頭から10年間グランプリを開催するという発表は、ファンやF1関係者から歓迎されている。グランプリの開催が実現すれば、F1において独自の歴史を持つ大陸にF1が再び戻ってくることになる。
これまでにF1を開催したことがあるアフリカの国は、モロッコと南アフリカの2カ国のみだ。北アフリカに位置するモロッコでは1958年に選手権の最終戦が開催され、舞台となったのはモロッコの中心都市であるカサブランカ近郊の海岸沿いの街、アイン・ディアブの市街地コースだった。このレースはいい意味でも悪い意味でも記憶に残るもので、スターリング・モス(ヴァンウォール)が圧倒的な強さで優勝を飾ったものの、マイク・ホーソーン(フェラーリ)が1ポイント差でドライバーズタイトルを獲得するのを阻むことはできなかった。モスの優勝により、ヴァンウォールはコンストラクターズタイトルを手にしたが、これは同年に創設されたコンストラクターズ選手権の初めてのタイトルとなった。
