ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、新規則に従い、ホンダは求められればマクラーレン以外のチームにもパワーユニットを供給するつもりであると語った。しかしマクラーレン・グループCEOのロン・デニスは、ホンダとの独占契約にこだわり、PUマニュファクチャラーがFIAから複数カスタマーとの契約を強いられる可能性がある新規則に強い不満を抱いているといわれている。

■「PU供給の保証」のための新規則が決定

 昨年レッドブルがパワーユニットパートナーをなかなか見つけられなかったことを受けて、2017年のF1レギュレーションではパワーユニットマニュファクチャラーはチームに対して供給の保証を行うことを求められる。

 4月29日に世界モータースポーツ評議会において、コスト、供給の保証、パフォーマンスの均衡化、サウンドについての規則案が承認された。これにより、2017年以降に関して定められた規則では、FIAがパワーユニットマニュファクチャラーに対してチームへの供給を求めることが可能になった。

 新シーズンを前にパワーユニット契約を結べずにいるチームがいる場合、FIAは契約カスタマーチームが最も少ないパワーユニットマニュファクチャラーに対し、供給を強制することができる。

 現在の参戦11チーム、パワーユニットマニュファクチャラー4社の状況下では、PUマニュファクチャラーはFIAに要求されれば少なくとも3チームに供給を行わなければならない。

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