ホンダは今シーズン、パワーユニットの開発に使える“トークン”を、細かく分けて投入するのではなく、大規模アップグレードとして効果的に使う方針であると、ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏が語った。
メルセデスは2、フェラーリは3、トークンをそれぞれロシアで使っており、ルノーはバーレーンで1トークンを消費、スペインGP後のテストでは大型アップグレードを初めてコース上で試す予定だ。
ホンダのみが開幕して以来まだトークンを使用しておらず、そのプランについてはまだ明らかになっていない。
「もちろん開発を続けています。新テクノロジー、あるいはトークンをいつ導入できるかを判断しなければなりません」と長谷川総責任者。
「いくつかトークンが残っていますが、数が限られているので、戦略的な面から考えて、小さな改善のために使いたくはありません」
「トークンは、段階的にというより、効果的に使いたいと思っています」
「開発の正確な結果を見る必要があります。大きな前進になることを願っています」
「いくつか、とても有望なアイテムがあると聞いています。とはいえ実際に使ってみるまでは、正確なメリットは分かりませんが」
「ICE(エンジン)とERSに焦点を当てています」