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F1 ニュース

投稿日: 2017.08.17 12:20

小松礼雄コラム第11回:バトルの裁定には一貫性が必要。クビカ復活に感動したインシーズンテスト

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F1 | 小松礼雄コラム第11回:バトルの裁定には一貫性が必要。クビカ復活に感動したインシーズンテスト

 レース中にケビンがヒュルケンベルグとのバトルでペナルティを科された件ですが、僕としてはスチュワードの裁定に一貫性があれば良かったと考えています。しかし、残念ながらハンガリーGPでは、その一貫性がありませんでした。

 以前、同じような一件があった時、FIAのレースディレクターであるチャーリー(ホワイティング)は、「コーナーへ進入した時に横に並んでいなければ、前にいるマシンに優先権があるので、そのままレーシングラインを通っていい」と話していました。

 その言葉どおりであれば、あの場面でケビンにペナルティは出されないはずです。ケビンはヒュルケンベルグよりも先にコーナーへ入っていましたし、彼と接触もしていません。ヒュルケンベルグがアウトから仕掛けて、勝手にコースオフしたわけですから。

 それでも、スチュワードがペナルティを科すというなら、百歩譲ってよしとしましょう。ただしその場合、セーフティカーが入り、レース再開直後のターン1で(カルロス)サインツJr.が(フェルナンド)アロンソに対してスペースを空けずに2台が接触し、その結果アロンソがコースオフしたアクシデントにペナルティが科されなかったのはなぜでしょうか。

 少なくともこの2件は両方ともペナルティを科すか、両方ともペナルティなしという裁定にすべきだったと思います。裁定に一貫性がなければ、レースが混乱するだけです。

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■タイヤやセットアップの“答え”を得られたインシーズンテスト
■F1“復活”クビカの好タイムに感動


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