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 2015年のDTMチャンピオンで、今年マノーからF1にデビューしたパスカル・ウェーレインが、DTM開幕戦を訪れ、F1では不可能なホイール・トゥ・ホイールの戦いが懐かしいと語った。

 ウェーレインは2012年にF3ユーロシリーズでランキング2位になった後、DTMに転向、3年目の2015年にチャンピオンとなった。メルセデスでタイトルを獲得したウェーレインはF1でも2014年からメルセデスのリザーブドライバーを務め、今年メルセデスのパワーユニットを搭載するマノーチームからF1デビューを果たした。

 マノーとの契約発表の後、ウェーレインは、メルセデスを失望させないようなパフォーマンスを見せることを目指すと述べていた。サポートするメルセデスからの期待は大きく、本人の士気が高いのは間違いないが、DTMのレースを見ているとF1とは異なるバトルが懐かしくなったとウェーレインは明かした。

「DTMのバトルは本当に最高なんだ。まさにホイールが接触するような接近戦だ」とウェーレイン。

「F1ではそれはできない。(DTMの)バトルはものすごく楽しかった」

「参加しないで見ていたのは今回が初めてだ。変な感じだったよ。アドレナリンが高まってきた。すぐさまマシンに飛び乗ってレースに出たいと思った」

パスカル・ウェーレイン(マノー)
パスカル・ウェーレイン(マノー)

 DTMドライバーはF1ドライバーに劣らず優秀であると、ウェーレインは言う。
「DTMのドライバーはF1ドライバーと比べて劣っているなんてことは全くない。どちらのシリーズでもトップドライバーはとてつもなく速く、ものすごく手ごわい」
「ひとりひとりがそのカテゴリーのスペシャリストなんだ」

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