ルノーがワークスチームとしての立場を有効活用したいと考えるならば、改善が必要だ。ハースはその未熟さを、自分たち自身で乗り越えなければならない。ニコ・ヒュルケンベルグとロマン・グロージャンには、多くのこなすべき仕事が待ち構えている。彼らのチームメイトは、仕事をシェアできる相手ではないのだから。

 さて、グリッドのもっと後方はどうなっているだろうか? 予想されていたとはいえ、ハンガリーGPではランキングに重要な変化があった。マクラーレンの2台がともにポイントを獲得したことで、ザウバーが選手権最下位となった。これはホンダの努力とマクラーレンのハードワークを証明する結果であるが、マクラーレンとホンダの同盟にとって難しい状況は続くだろう。

2017年F1第11戦ハンガリーGPでポイントを獲得したフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーン

 フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両名は、ただ単純に良いバトルをして良い結果を出すに足るマシンを手にしていない。そして毎年のことながら、先のことに焦点が当たる。注目されるのは常に将来であり、現在ではない。2017年に変化が起きるのは難しいだろうが、2018年なら……?

 残るレースに関してもうひとつ。それほど遠くはない昔、モンツァでのイタリアGPには少し気持ちに訴えかけるものがあった。フェラーリのホームレースを終えるとF1は最後の数戦にさしかかり、シーズンの最後のひと押しという時期になる。レースの残りは2戦か3戦、もしくはもっと少なかった。

 最近ではモンツァの後にもまだ、シーズンの3分の1(7戦)が残っている。しかしチームもファンも、この後の数戦は長く続くレースの連続というよりも、いまだにタイトルを決定づける最終盤の戦いと見ているようだ。私はこれを“モンツァ効果”と呼んでいる。あなたも、そんな気分になったことがないだろうか?

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