しかしその後方ではボッタスのトウを捕まえたリカルドがアウトからオーバーテイク。さらにその後方にいたライコネンも2台のトウを使ってインからボッタスを抜いて3番手リカルド、4番手ライコネン、5番手ボッタスの順となった。

 中団は6番手ヒュルケンベルグ、7番手グロージャン、8番手マッサ、そして9番手にフロントウイング交換を強いられたオコン、10番手にサインツという順になった。

2017年F1第12戦ベルギーGP セバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンのバトル

 首位を守ったハミルトンはファステストを2周立て続けに記録してベッテルを引き離そうとするが、ソフトタイヤを履いたにもかかわらず「リヤタイヤの温度が上がってきた」と不安を訴える。
 一方ベッテルはパワーユニットのSOCを切り替えプッシュを再開する。ハミルトンは温度が安定したというエンジニアの無線に対し「1人にしてくれ」と集中できるよう無線交信を拒否。

 ベッテルは41周目にファステストラップを記録して追うが、ハミルトンも速いペースを維持し両者のギャップは1秒以内に縮まらない。終盤はハミルトンがベッテルを引き離し、トップで44周を走り切ってトップでチェッカードフラッグを受け今季5勝目一番乗りを果たした。

2017年F1第12戦ベルギーGP 3位表彰台を獲得したダニエル・リカルド

 2位ベッテル、3位リカルド、4位ライコネン、5位ボッタス。中団勢も最後まで順位は変わらずサインツまでがポイントを獲得。最後尾スタートのバンドーンは本来の速さを発揮することなく14位でレースを終えた。

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