2015年にハイブリッド・パワーユニットが導入されて以来、レッドブルはルノー製エンジンに苦しめられている。昨シーズンはMGU-Hなど、パワーユニットのハイブリッド・コンポーネントに関連する信頼性の問題が頻発し、ルノー自身もこれに悩まされていた。
2017年のタイトルを獲得したメルセデスは、この分野を完全にマスターしている。そのためマルコは、メルセデスが新規則について消極的な反応をすることは予測可能だったと言う。
「もちろんトト・ウォルフの立場も理解できる。もし彼があのエンジンを失うことになったら、アドバンテージの大半を失うことになる。彼はそうならないようにと反対しているのだ」
「結局どうなるだろうか? 技術的にシンプルで低価格かつ、音の大きなものになるだろうと思う。我々はそうした方向に向かっているのだ」