さらにウイリアムズは、クビカを2018年のリザーブおよび開発ドライバーとして起用することも併せて発表した。

「ロバートの経験と知識はFW41のマシンパフォーマンスを進化させる上で、チームの技術グループにとって非常に役立つだろう」とチームは述べるとともに、レースドライバーが出場できない事態にはクビカが代わりを務めることも確認している。

 かつて将来のF1チャンピオンとみなされ、高く評価されていたクビカは、2011年の開幕前にラリー出場中に重傷を負い、それ以来F1から遠ざかることになった。しかし2017年、ルノーのもとでF1テストを開始、8月にはハンガロリンクでのF1合同テストでルノーの2017年型マシンを走らせた。ルノーはクビカのパフォーマンスを称賛していたものの、2018年に向けてニコ・ヒュルケンベルグとカルロス・サインツJr.のペアを起用することを決定。そのためクビカは他にチャンスを求め、ウイリアムズとの交渉を開始した。一時は契約上の事務処理が残るのみでウイリアムズとは合意済みとまで伝えられたが、33歳のクビカは、若きライバルにシート争いで敗れ、奇跡の実戦復帰は2018年にはかなわなかった。

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