昨年の19戦から今年は21戦に増えるため、各マシンごとに使用できるパワーユニットの数が1基増え今年は5基使えるようになる。そのため昨年よりは幾分余裕が出ることになるが、それでもこれまでどおり耐久性向上を追求していくと、コーウェルは述べている。
「使用できるパワーユニットの基数が増えるのはマニュファクチャラーにとっていいことだ。各ユニットが走り切らなければならないレース数が減り、各コンポーネントのライフに関してプレッシャーが減ることになる」
「だが実際には耐久性における目標は変わらない。各パワーユニットが少なくとも5戦は持つようにすることを目指している。それができればドライバーひとりあたり1シーズン4基で済む。もし何か信頼性の問題があってもそれに対処できるし、重要なレースでパフォーマンス増強のため、余分なユニットを使えるというメリットになるだろう」