「僕の目標はこの世界の頂点を極めることで、チャンスがあれば絶対にそれを逃すつもりはない。今のF1では往々にしてドライバーの腕よりも、クルマの出来に結果が左右される。でも近い将来、今よりずっと頻繁にレースに勝てるようになることを心の底から願ってるよ」

「F1ドライバーだった父ヨス・フェルスタッペンと一緒にいたマックスは、小さい時からF1界の有名人たちに可愛がられた存在だった。

「でも当時の僕は、あまりに小さかった。あのミハエル・シューマッハーといっしょに休暇を過ごしたこともあったなんて、当時はその貴重さを考えもしなかったよ。息子のミックと遊ぶのに、忙し過ぎたからね」

 フェルスタッペンはF1の歴史にも、大して興味はない。ジム・クラークといわれても、全然ピンと来ないという。

「たとえばセバスチャン・ベッテルとかは、古いクルマやバイクが大好きだ。でも僕は、そうじゃない。少しは興味があるけど、でもその知識をそんな過去まで掘り下げるつもりもない。もちろん名前くらいは知ってる。でもそれで十分さ。実際に運転したいとも思わない。古過ぎるし、遅過ぎる。もちろんすべてのクルマは、限界まで走らせるのは楽しいものだよ。でもあえてやろうとは思わないね」

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