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投稿日: 2016.07.01 13:29
更新日: 2016.07.01 13:30

レッドブル「タイヤに厳しい」現象は分析と対策済み、パワーコースには不安


F1 | レッドブル「タイヤに厳しい」現象は分析と対策済み、パワーコースには不安

 クリスチャン・ホーナーは、前戦F1ヨーロッパGPのレースでレッドブルに影響を及ぼした問題の原因は、解決済みであると考えている。 

 ダニエル・リカルドは予選2位を獲得したものの、レースでは想定外の事態に陥り、リカルドが7位、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが8位という結果になった。レッドブルの両ドライバーは、スーパーソフトおよびソフトタイヤのデグラデーションに苦戦。最終スティントでミディアムタイヤに変更し、ようやく安定した走りができるようになったものの、多くのドライバーが1ストップを選択するなかで2ストップを余儀なくされた。

 オーストリアGPに先立って、チーム代表のホーナーは前戦での問題点を以下のように説明した。

「予選ではあれほどの競争力を発揮していたにもかかわらず、なぜタイヤのグレーニングが酷かったのか、多くの分析が行われた。金曜日のあと、予選でのパフォーマンスとタイヤの温度を稼ごうとして、マシンを変えすぎてしまった。路面温度が高く(ソフトとスーパーソフトは)うまく使える温度域から逸脱していたんだ」

「何が起きたかについては適切に理解しているが、スーパーソフトやソフトで問題を抱えるとは、まったく想定外だった。ミディアムタイヤに変更した途端、再び高い競争力を発揮できるようになった」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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