例年イタリアGP前後に契約発表をするフェラーリとしては異例の7月発表でしたが、ライコネンに与えるプレッシャーや彼に対する評価によって決めたと説明。さらには次の質問に移りかけていたのを遮ってまで「これは付け加えさせてくれ」と続けた言葉が感動的でした。

「この3〜4戦、キミには何度も何度も契約がどうなっているのかという質問が飛んでいた。私は記者の皆さんに、フェラーリのワールドチャンピオンである彼に対して、もう少し敬意を払ってもらいたいと何度もお願いしてきた。彼のニックネームはアイスマンだが、彼だって人間だ。F1マシンだって走らせているのはコンピュータではなく、人間が運転しているんだ。アイスマンにだって感情はある。彼だってプレッシャーは感じる。みなさんには自分たちが論じていることに、もう少し意識を持ってもらいたい。以上だ」

ライコネン残留決定について、熱く語ったアリバベーネ
ライコネン残留決定について、熱く語ったアリバベーネ

 アリバベーネ代表は冷徹なビジネスマンのように思われるかもしれませんが、実は人間味あふれるところが魅力なのです。彼の力説を聞いて、ライコネンはフェラーリに留まってよかったと心から感動したことでしょう。これがコース上での結果につながることを願うばかりです。

 イギリスGPなのにフェラーリのチーム愛に、しんみりとしてしまった金曜記者会見でした。

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