「我々はアメリカ人ドライバーを迎えることに対してノーと言ったわけではない。しかし現実にはスーパーライセンスを持ち、実際にF1で戦えるアメリカ人ドライバーは、ベンチマークとしての役目を果たせるチームに入るべきであり、その逆であってはならない」
「私はアメリカ人ドライバーに信頼をおいている。私のNASCARチームにはアメリカ人ドライバーがたくさんいるし、我々は多くのレースや選手権を勝ち抜いてきた」
「明らかに分野は違うが、それでも確かにF1で戦えるような有能なアメリカ人ドライバーはいる」
「しかし我々にはまだその準備ができていない。それにチームが行う限られた回数のテストでは、すでに開発プログラムの一員である者以外の誰かに、必要な準備をさせるのは難しいだろう」
「私はそれこそが、ギュンターが言わんとしていたことだと思う」
