(10)マーチ711(1971ー1972年)/マクラーレンMP4/10(1995年)

マーチ711(1971ー1972年)

 どちらにするか迷った末に、両方紹介することに決めた。マーチ711を見ると、チーム創設者のロビン・ハード、デザイナーのジェフ・フェリスが、いつも豊かなインスピレーションを得ていたわけではないことがよくわかる。

 マシン挙動も非常に不安定なものだったが、F1デビューして間もなかったロニー・ピーターソンはこのマシンで五度の表彰台を獲得している。太い支柱で支えられた巨大な楕円形フロントウィングが、外観上の最大の特徴。イギリスの戦闘機スピットファイアのウィング形状を基にしたと言われているが、当時は『紅茶盆』と揶揄されていた。

マクラーレンMP4/10(1995年)

 一方のマクラーレンは、空力部門責任者のフランス人アンリ・デュランが、やりたい放題にした結果と言わざるをえない。マクラーレンが初めて採用したハイノーズはボールペンの先端のように不必要なまでに尖っていたし、エンジンカウルに付けられたミニウィングも効果は疑問視された。

 何よりコクピットが狭過ぎ、「まともに乗り降りできない」と訴えたナイジェル・マンセルが開幕2戦を欠場したことで、記憶に残るマシンとなってしまった。

本日のレースクイーン

松尾春菜まつおはるな
2026年 / オートサロン
EXIZZLE-LINE
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年4月号 No.1618

    新世代F1テクニカルプレビュー
    バーレーンで見えた5つのポイント

    新型GT500車両メーカーテスト
    「見えるもの。見えないもの」

  • asweb shop

    2026年のF1シーズン開幕を記念して、autosport web shopでは対象のF1新作グッズをご購入で送料無料となるフェアを開催中!

    新作アイテムはもちろん、気になっていた過去シーズンの人気商品を一緒にご購入いただくのもおすすめ。