フォース・インディアのあるエンジニアは「昨年、われわれがルノーとウイリアムズを上回ることができたのは、われわれが2人のドライバーでシーズンを戦っていたのに対して、他の2チームはどちらも1人(ウイリアムズはフェリペ・マッサ、ルノーはヒュルケンベルグ)だけで戦っていたから」と語り、サインツが加入した2018年のルノーを非常に警戒していた。

 さらにワークスチームのルノーには、フォース・インディア以上の予算があり、シーズンを通した開発力も期待できる。新車発表後の最初のアップデートを、フォース・インディアは開幕戦に投入する予定だが、ルノーは合同テスト2回目にすでに新しいフロントウイングを投入。

 気になるのは、ロングランのペースが一発のタイムに比べて見劣りすること。ルノーと言えば、合同テストでエキゾーストのレイアウト変更し、排気ガスをリヤウイングへ導くことでダウンフォースの増加を狙う『ブロウン・リヤウイング』を試していたことが明らかになっている。

ルノーがテストに投入した『ブロウン・リヤウイング』

 予選モードでは効果があるものの、レースになると燃費の問題からブロウン・リヤウイングを機能させることができず、ペースが落ちるのかもしれない。

 ただし、ブロウン・リヤウイングの開発は始まったばかり。しかも、ルノーはワークスチーム。どのように排気を調整するのが、予選とレースをバランスよく戦ううえでベストなのか自分たちで調整できるメリットがある。昨年の6位を上回るだけの体制は整っている。

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