アクシデントの直後にコメントを求められたライコネンは、何が起きたのか分からないと答えた。
「今のところ分からない。僕としては、ライトがグリーンに変わったら発進する。それが仕事だ。ライトしか見ていない」
「どういうミスが起きたにせよ、チームクルーが大きな代償を払う羽目になった。もちろん、こんなことは起きてはならない」
「彼が最高の治療を受けて、早く良くなるよう願っている」
フェラーリは、レースウイナーのセバスチャン・ベッテルと共に表彰台にメカニックのひとりを上げて、負傷したメカニックに敬意を表した。
ライコネンは金曜プラクティスでも、似たようなアクシデントに遭っている。ホイールのひとつがしっかり装着されないままコースに送り出されたライコネンは、コース脇でマシンを止めなければならなかった。この時には、対応が早かったとして、スチュワードは、通常のグリッド降格ペナルティは適用せず、チームへの5000ユーロ(約66万円)の罰金のみを科すことに決めた。
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