フェルスタッペンは42周目のターン6ではミルトンのインを突いてパス。43周目のターン14でボッタスがタイヤをロックさせると、その背後で同じようにロックしたベッテルのインをフェルスタッペンが突くものの両者は接触してスピン。この間にライコネンが3番手、ハミルトンが4番手となり、フェルスタッペンは三度目の追い上げを課せられたうえ10秒加算ペナルティも科されてしまった。

2018年F1第3戦中国GP セバスチャン・ベッテルとマックス・フェルスタッペンが接触し両者スピン

 リカルドは首位ボッタスを追い詰め45周目のターン6でボッタスが閉めたインにさらに飛び込んでパスし、ついに首位に立ってしまった。リカルドはそのままトップでチェッカードフラッグを受け今季初優勝。ボッタスはライコネンの追撃を振り切って2位、ライコネンは3位。フェルスタッペンは4位でフィニッシュしたものの10秒加算で降格となり最終結果はハミルトンが4位、フェルスタッペンが5位となった。

 ヒュルケンベルグが6位、ベッテルは終盤タイヤが厳しくペースが落ち、55周目のターン3でアロンソがアウトから被せて6位に浮上。ベッテルは「コースから押し出すなんて許されるべきじゃない」と抗議するがアロンソは「彼は楽観的過ぎた」と持論を主張した。

 ガスリーはストロールをテールトゥノーズで追いかけたものの抜ききれず、15位でチェッカーを受け最終結果は18位となった。最後尾を走っていたハートレーは次戦でのギヤボックス交換を考慮してピットインしリタイアを選んだ。

2018年F1第3戦中国GP ダニエル・リカルドの“シューイ”

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円