「皆をオーバーテイクしていたときは、チーム無線でほとんど話さなかったから、(レースエンジニアの)サイモン(・レニー)に、首位に立ってからあとどのくらい走らなければならないか尋ねたんだ。まだ11周くらいあると言われて信じられなかった」とリカルドは話す。

「11周をどうこなしたらいいだろう? 初めのうちはギャップを広げるためにプッシュしていたけれど、そのうちギャップを保てるようになった。そうするといろいろと考え始めてしまうんだ」

「目の前に人参みたいに勝利がちらついて、アドレナリンがどっと出る。そして『さて、どうしよう?』なんて思ってしまう」

「限界で走るのは簡単だ。目の前のことにより集中できる。前の日にターボのトラブルがあったから、中国GPの最後の11周では、あの長いバックストレートに差し掛かるたびに『昨日みたいにおかしなノイズが聞こえませんように』と思っていた」

「順調に走行できてギャップを保てるようになると、そんな感じのことばかり考えてしまうんだ」

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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