レッドブル勢2台にスーパーソフトを履いたメルセデスが続き、ウルトラソフトのフェラーリ勢はキミ・ライコネンが16番手、セバスチャン・ベッテルは17番手という走り出しとなった。
VSCが終了し、各車本格的な走行を開始すると、ブレーキングでミスするマシンが続々と出てくる。カルロス・サインツJr.(ルノー)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ブレンドン・ハートレー(トロロッソ)、ロマン・グロージャン(ハース)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)らがコースオフするも、クラッシュすることなくセッションを続行している。
トロロッソ・ホンダ勢は、ハートレーがソフトからスーパーソフトにタイヤを履き替えて12番手に浮上し、ピエール・ガスリーも9番手とまずまずのスタート。ガスリーはGP2時代にここで2位表彰台を獲得しており、コースとの相性は決して悪くない。
セッションはスーパーソフトからウルトラソフトにタイヤを履き替えたバルテリ・ボッタスが1分44秒242をマークして、最速の座に就いて終了。
2番手にはソフトからスーパーソフトに履き替えたリカルドが1分44秒277で続き、3番手には2016年にバクーで3位表彰台を獲得しているフォース・インディアのペレスが入り、チームメイトのエステバン・オコンも5番手につけている。
上位陣ではハミルトンが4番手とまずまずのスタートを切ったのに対して、ベッテルはウルトラソフトで10番手、ライコネンは10周を走ったところでガレージに入り、15番手でセッションを終えた。