ハートレーも新スペックに好感触の様子。
「最初の数ラップはドライビングを楽しんだ。僕たちは空力面でも少し実験的なことをやっていて、もう少しタイムは向上すると思う。モントリオールはPUのパワーも大切だけど、コーナーの出口でのトラクションもすごく重要だから、車体側でもタイムを刻めるようセットアップを改善していきたい」

 初日18番手に終わったチームメイトのガスリーも、新しいPUの感触に関しては悪くないようだ。
「ブレンドンのタイムが示すように、トップ10争いには入っていると思う。いい週末のスタートが切れた」

 そして、現場責任者の田辺TDは、2台ともまったく問題を発生させることなく初日を終えたことには満足していた。
「新しいスペックを投入するには、開発側も性能の確認から耐久性のテストまで行い、さらに物流など、ものすごい労力を必要とするので、現場を任されているわれわれとしては、それを今日問題なく走らせられたことに関しては、満足しています。これからデータを詳しく見て、さらに使い方でもっとパフォーマンスを引き出せるよう、さくら側とも相談して土曜日に備えたい」

 モントリオールと日本との間には13時間の時差がある。初日のセッションが終了したのは日本時間の朝の4時半。新しいICEを投入したカナダGPはファンだけでなく、ホンダのスタッフたちにとっても、眠れない週末となりそうだ。

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