決勝当日は曇りがちの天気。レース中の降水確率は60%ということで、途中で雨が降ったらかなり面白い展開になりそうと期待したんですが、
結局一粒も降らず、ルイス・ハミルトンの圧勝に終わりました。
そしてわれわれメディア関係者にとっては最もカンベンしてほしい、レース後の囲み取材のタイミングでどしゃどしゃと大雨(涙)。
もしかしてスタート直後にクラッシュに絡んで、期待した結果を出せずに終わった地元フランス人ドライバー3人の、涙雨だったのかもしれません。
明らかにもらい事故で、自分は被害者と思っていたピエール・ガスリーは、スチュワードの聴き取りから帰ってきたあとも憮然とした表情でした。
それに比べると、フランスの隣国モナコのシャルル・ルクレールは今回も絶好調でした。
予選8番手という結果は、いくら今年のザウバーが戦闘力を回復しつつあるとはいえ、驚きの速さでした。
レースは地力に勝るライバルたちに抜かれたりしたものの、それでも10位入賞。
今回はキミ・ライコネンもがんばって表彰台に上がりましたけど、このまま行くと来季のフェラーリはセバスチャン・ベッテルとルクレールのコンビになる可能性が、ますます高くなってる印象です。