Q2ではメルセデスAMG勢とレッドブル勢がスーパーソフトを履き、フェラーリ勢はウルトラソフトに履き替えた。ここでもトップタイムはハミルトンで1分3秒577まで縮めた。ボッタスが0.179秒差の2番手、ウルトラソフトのベッテルが0.190秒差の3番手だが最終セクターはバックオフして実力は隠している。
スーパーソフトのダニエル・リカルドはハース勢に及ばず0.990秒差の9番手で、10番手には1.297秒差のガスリーが続く。残り3分を切ったところで各車が2回目のアタックに向かい、最初のランはソフトタイヤで走ったフェルナンド・アロンソもここではウルトラソフトに履き換えた。
Q2通過が確定的なメルセデスAMG勢はウルトラソフトを履いてQ3の練習をするがタイムは更新せずスーパーソフトを決勝のスタートタイヤとする。アロンソはターン9と10でワイドになってしまいフロントウイングにダメージを負って14番手。ストロールが15番手、ルクレール13番手、ガスリーは12番手、オコンが11番手。
トップ3チーム以外ではハース勢とルノー勢がQ3進出を果たす結果となった。ベッテルは1分3秒544でトップタイムを塗り替えたものの、ターン1の出口でスロー走行しているときに後方からアタックしてきたカルロス・サインツJr.を妨害するかたちとなり審議対象となってしまった。