
コース上でのバトルが難しい状況で動きは少なく、13周目にライコネンが先頭を切ってピットインしミディアムに履き替えると、後方でもアロンソ、ペレスもピットイン。
しかしソフトタイヤのデグラデーションはそれほど大きくはなく、1ストップ作戦を想定している他車はすぐには反応しない。17周目にフェルスタッペン、18周目にリカルドがピットインすると、首位ベッテルは左フロントタイヤが厳しくなり20周目にピットイン。
ボッタスは21周目にピットインし順位は変わらず。ハミルトンは25周目まで引っ張ってピットイン後の首位ベッテルにプレッシャーを与えつつピットインして6番手に戻る。前のライコネンとのギャップは10秒だがラップごとにこれを縮めていく。

リカルドは30周目に2回目のピットストップでソフトタイヤに交換しプッシュする作戦。すると31周目にマーカス・エリクソンがターン1でスピンしてバリアに激しくクラッシュ。
セーフティカーが導入され、ここでステイアウトを選んだメルセデスAMGが首位ボッタス、3番手ハミルトンとポジションを上げ、ピットインしてソフトタイヤに換えたベッテルが2番手、フェルスタッペンが4番手、ライコネン5番手、すでにピットインしていたリカルドは6番手と割を食った格好になった。