☆☆☆ フェルナンド・アロンソ

2018年F1第10戦イギリスGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)

 3連戦どころではない。5月モナコGPからル・マンのテストデイを含め、実に7ウイークを戦ってきた。その肉体疲労や心労などは想像を絶する。オーストリアはピット・スタート→決勝8位、イギリスも予選13番手→決勝8位、やっと今週はゆっくり休めるので7月29日の37歳誕生日の“前祝い”か?

☆☆☆☆ シャルル・ルクレール

ピエール・ガスリー、シャルル・ルクレール 2018年F1第8戦フランスGP

 いまやモナコの“星の王子さま”。予選アタックではきっちりセクター自己ベストをそろえる。レースでは周囲の動きをサキヨミするかのようにかわし、ポジションを守り抜く。フランスGPでは24周目に珍しくスピンしても10位、オーストリアGPでは17番手からオーバーテイクを決めて9位。この挽回レースがさらに光り輝く。

☆☆☆☆ セバスチャン・ベッテル

F1第10戦イギリスGPで優勝を飾ったセバスチャン・ベッテル
F1第10戦イギリスGPで優勝を飾ったセバスチャン・ベッテル

 レーサーもアスリートであると、イギリスGP土曜に首を痛めていたベッテルが、あらためてそう感じさせたのではないか。フットボールやテニスのトップ・プロたちは怪我や故障を抱えながらも戦う(チームはもちろん本人も容態についてひた隠しするものだ)。決勝でベッテルは見事なスタートでリードを築き、終盤47周目に今年初めての最速ラップ。「アドレナリンこそアスリートの良薬」、他のスポーツ選手の名言を思い出す。

☆☆☆☆☆ マックス・フェルスタッペン

F1第9戦オーストリアGP 優勝したマックス・フェルスタッペン
F1第9戦オーストリアGP 優勝したマックス・フェルスタッペン

 イギリスGPのストレートで苦戦したフェルスタッペンが「これは格下カテゴリーのエンジン」とはっきり言った。勇気ある言葉だ。その前オーストリアGPに勝った後にズバッと批判したからである。生意気なのか、有頂天なのか。どちらでもない彼は正直に言っただけなのだろう。ルノー側が怒り心頭になろうとも自己主張するレーサーの矜持、この3連戦でいちばん響いた言葉である。

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