セバスチャン・ベッテルは、2017年シーズンからのワイドタイヤの導入に伴い、フェラーリ、レッドブル、メルセデス、それにピレリには”やらなければならない宿題がたくさん残っている”と感じている。

 来季から導入されるピレリ製ワイドタイヤを最初に試したドライバーはベッテルだった。8月の初め、フィオラノ・サーキットでダウンフォースレベルを調整した昨年度型マシン・SF15-Tのステアリングを握ったベッテルは、幅広のスリックタイヤとウエットタイヤ、それにインターミディエイトタイヤを装着してテストを行った。

 2017年から空力レギュレーションが一新されるため、予想されるダウンフォースレベルにモディファイしたにも関わらず、ベッテルはマシンには問題があったと認めた。

 4度のチャンピオンを獲得したベッテルは、かつて在籍していたレッドブルもムジェロで行ったタイヤテストで似たような問題を抱えていたと考えている。

「(ワイドタイヤのテストは)興味深い経験だったよ」

「ウエットタイヤを履く前に、何周かスリックタイヤで走ることができた」

「(現行のタイヤとは)かなり異なる外見をしているよね。フィーリングも少し違ったよ。でも、やらなきゃいけないことがたくさんある」

「ピレリには宿題が山積みだ。だけど、来季仕様に調整したマシンでテストを行った僕たちチームもやるべきことは多い」

「想像がつくだろうけど、ワイドタイヤのテスト初日にはいくつかの困難に直面した。でも概して言えば、(ドライタイヤで)数周走って興味深い感触を得たんだ」

■ワイドタイヤへの期待を語るベッテル

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